キャバクラの時給はいくら?相場の目安・バック・引かれるお金と手取りの計算
キャバクラで働いてみたいと思ったとき、いちばん気になるのが「時給はいくらくらい?」「実際にいくら手元に残るの?」ということだと思います。このサイトで紹介してきた派遣先の例をもとに、キャバクラの時給の目安と、バックやお給料から引かれるお金、手取りの計算のしかたをまとめました。
キャバクラの時給の目安
このサイトの「人気店舗の例」で紹介している派遣先(1都3県・45件)では、キャバクラの時給は3,000〜5,000円で、多くは3,000〜4,000円でした。働く時間は「保証時間」として決まっていて、4時間のお店がいちばん多くなっています。
時給4,000円で4時間なら、額面は16,000円です。派遣のキャバクラでは、1日12,000〜16,000円くらいがひとつの目安になります。
業態ごとの時給の例
同じ「夜のお仕事」でも、業態によって時給の幅は違います。このサイトで紹介した例をまとめると次のとおりです。
| 業態 | 時給の例 | 保証時間の例 |
|---|---|---|
| キャバクラ | 3,000〜5,000円 | 3〜5時間(4時間が多い) |
| 朝キャバ・昼キャバ | 2,500〜3,000円 | 3〜4時間 |
| ラウンジ | 2,500〜4,000円 | 3〜4時間 |
| クラブ | 3,000〜4,000円(日給制で15,000〜20,000円のお店も) | 3〜4時間 |
| ガールズバー | 2,500〜3,500円 | 4〜6時間、終電までなど |
朝キャバ・昼キャバは夜より時給が低めのことが多い一方、夜の時間が空くのが魅力です(朝キャバ・昼キャバとは?)。業態ごとの雰囲気の違いは業種別説明でも紹介しています。
時給のほかにもらえる「バック」
キャバクラのお給料は、時給に「バック」が上乗せされるしくみのお店が多いです。バックは、指名やドリンクなどの数に応じて、時給とは別にもらえるお金のことです。
- 指名バック:お客様に指名されたときにもらえる。場内指名にも付くお店がある(場内指名とは?)
- ドリンクバック:お客様にドリンクをごちそうになったとき、1杯ごとにもらえる
- ボトルバック・売上バック:お客様が入れたボトルや、売上に応じてもらえる
- 同伴バック:お客様と食事をしてから一緒に出勤したときにもらえる
このサイトで紹介した例では、場内指名500円、ドリンク1杯100〜500円といったバックがありました。ただし、紹介した45件の多くは「バックなし」で、バックの有無や金額はお店によって大きく違います。
在籍で働く場合は、指名や売上に応じて時給そのものが上下する「スライド制」のお店もあります。派遣はノルマや指名を求められない分、時給と保証時間で決まるわかりやすいお給料になっていることが多いです。
お給料から引かれるお金
求人に書いてある時給×時間が、そのまま手元に来るわけではありません。よく引かれるのは次のようなものです。
| 引かれるもの | 内容 | 紹介した例では |
|---|---|---|
| 所得税(源泉徴収) | お店が前もって差し引いて納める税金 | 「10%」と書いてあるお店が多い。15%や「なし」のお店も |
| 厚生費 | お店の備品代などの名目で引かれるお金 | なし〜1,500円が多い |
| 送り | 帰りに車で送ってもらう代金 | 1,000〜1,500円くらい |
| ヘアメイク代 | お店でヘアセット・メイクをしてもらう代金 | 1,000〜1,500円くらい。自分でやればかからないお店も |
厚生費については用語辞典「厚生費」、送りは「送り」も参考にしてください。
所得税(源泉徴収)の計算のしかた
キャストへの報酬は、お店が所得税を差し引いて支払う決まりになっています。法律で決まっている計算は、(1日の報酬 − 5,000円)× 10.21%です(日払いの場合)。「所得税10%」と書いてあるお店でも、実際の計算のしかたはお店によって違うことがあるので、気になる人は面接で確認しましょう。
ここで引かれた税金は「前払い」のようなもので、1年分をまとめて計算し直すと払いすぎになっていることがあります。その場合は確定申告をすると戻ってくることがあります。
手取りの計算例
時給3,500円・保証4時間のお店で、厚生費1,000円・送り1,000円がかかる場合で計算してみます。
| 金額 | |
|---|---|
| 時給×時間 | 3,500円 × 4時間 = 14,000円 |
| 所得税 | (14,000円 − 5,000円)× 10.21% = −918円 |
| 厚生費 | −1,000円 |
| 送り | −1,000円 |
| 手取り | 11,082円 |
額面14,000円に対して、手取りは11,000円ほどになります。お店が「報酬の10%」で所得税を引く場合は1,400円が引かれ、手取りは10,600円です。ヘアメイク代がかかるお店なら、さらにその分が少なくなります。
学生・会社員・主婦など、いろいろな働き方の手取りの例はキャストの収入例でも紹介しています。
時給が上がりやすいとき
- 週末・祝日の前:平日より時給を高くしているお店があります。
- 忙しい時期:年末年始など、お客様が多い時期は時給が上がるお店もあります。募集が増える時期は年間の募集動向で紹介しています。
- 経験があるとき:キャバクラやラウンジの経験がある人は、時給を高めに決めてもらえることがあります。
- 高級店・クラブ:日給制で高めに設定されているお店もあります(高級クラブの専属派遣)。
面接で確認しておきたいこと
- 時給と保証時間(体入中と本入店後で違うか)
- 所得税の引き方と、厚生費・送り・ヘアメイク代など引かれるもの
- バックの種類と金額
- お給料は日払いか、全額もらえるか
- ノルマや罰金(ペナルティ)があるか
体入のときのお給料については体入(体験入店)とは?でもまとめています。
キャバクラの時給のよくある質問
- 未経験でも時給は同じ?
- 経験者より少し低めに決まることもありますが、未経験でも同じ時給のお店もあります。派遣の場合は、経験よりもお店ごとの条件で決まることが多いです。
- お店が暇な日は時給が出ない?
- 保証時間があるお店なら、お客様が少ない日でも保証時間の分のお給料は受け取れます。ただ、遅刻すると保証がなくなるお店もあります(用語辞典「保証時間」)。
- お給料は当日もらえる?
- 日払いのお店が多く、派遣ではその日のうちに全額受け取るのが基本です。在籍の場合は、日払いの上限が決まっていて、残りを給料日に受け取るお店もあります。